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内容は、α星人が、地球、特に日本への移民(頭脳流出)対策として、地球に帰化するものから超能力をはく奪するというキビシイ法律を制定しますが、α星日本支部は「日本には、自動振込、バンクカードといった、α星人の超能力を凌駕する仕組みが出来ているから平気!」とあざ笑う、というお話。 すごいですね!日本社会への自信にあふれています。この頃「日本は、もはや米国に学ぶものはない」といった短絡的な論調も、良く聞いたような気がします。 ***************************** 外国小説の掲載は3作品。シルヴァーバーグは人間の女性に恋したイルカのちょっと哀れなお話。ストルガツキー兄弟の作品は、タイトルの通りの寓話です。大晦日の夜、しゃべるラジオをお供に、少年が友達を救うための冒険に出かけます。お伽噺系が好きな方には、お気に召すと思います。 「独立記念日」は、2009年に死亡した男が、死後1978年に発表した回顧録。これ、年代の記述誤りではありません。SFなら良くあることでしょう。著者名の「G・G・ジェフリーズ」というのは、この男のペンネームということで、これは実話なので本人の名前は秘密、という趣向らしいです。こなれた作品なので、名もない新人の作品ではないような気がします。本当の作者は一体誰なのでしょうか? 石原博士のSF研究室をパラパラめくっていたら、ビル・ゲーツという言葉が出てきて、またビックリ。パソコンが普及し始めているという話の中で、「ビル・ゲーツってまったくしゃくな男だ。複雑な現代社会は一人の天才では変わらないーなんて言ったやつはいったい誰だ?」といった風に紹介されています。私、この頃は、そんな人の名前なんて知らなかった。こんな風に先が見える人ってスゴイと思う。 最後に、今月号は、萩尾望都サマの「銀の三角」最終回。これから毎号、遡って読んでいこうっと。 |
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