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(以下 2004.2.21 追記) 「青ざめた逍遙」は、「時間橋」を渡ることで過去や未来に行き来する時間旅行SF。抑え気味な筆致のため、出だしはちょっとだれた感じもしますが、我慢して読み続けると、だんだん話に引き込まれていきます。 ヤングの「たんぽぽ娘」に近い雰囲気のちょっとロマンティックな作品です。私のように人生も半ばが過ぎた頃「あの時、こんなふうにしていれば別の出会いがあったかもしれない」などと想いながら読むべき作品かもしれません。 結末が安直過ぎるのが難点か?まあアンハッピーエンドだともっと不満言いそうなので、これはこれで悪くはないでしょう。 「ビープ」も時間がテーマになっていますが、こっちは謎解きSFです。ネタばらしにならないぎりぎりのところを書くと「超高速通信メッセージに隠された秘密」を探るお話です。 冒頭からぐいぐい興味を引きつけ、小気味よいテンポで話が進みます。アシモフあたりが書いてもおかしくない作品ですね。最後にもう一つぐらいどんでん返しがあるとさらに良いのですが、贅沢言うのは止めておきましょう。 最後に、アシモフのショートショートは「何がおもしろいのか良く分からん」というのが感想の全てです。 ************************************ そんな中で、唯一興味を惹いたのが「野田昌宏のセンス・オブ・ワンダーランド」の記事です。この連載、この後しばらくすると、スペースシャトル打ち上げなど、宇宙関係の話題一辺倒になったのですが、この頃は毎回雑多な話題を取り扱っていました。 今月号は、戦艦大和を発見した?と言うお話です。太平洋に沈没した戦艦大和を探すという試みが続けられていたようで、それがようやく実を結び、それらしい沈没船を発見した、とのこと。 そういえば、ニュースか何かでも、そんな話を聞いた記憶があります。引き上げるという計画も聞いた記憶があるのですが、結局どうなったのでしょうか? ************************************ この当時は、「ハローファンクラブ」というタイトルで、毎号、日本各地のSFファンクラブを紹介していたようです。特に終了宣言もなく、いつの間にか終了してしまいましたが、今月号の紹介グループは「ダーティーペア・ファン・クラブ」。「ダーティーペア」って、もともとは、女子プロレスのコンビ「ビューティーペア」のパロディーだって知っている人も、今では少なくなったかな。 ************************************ この頃、ロールプレイング・ゲームも流行ってました。といってもTVゲームなど存在しない時代でして、ボードゲームだったりあるいは『ゲームブック』だったりしたのですが・・・。世界SF情報によれば「出版界が沈滞しているなかで一人気を吐くゲーム業界」の某社が米国のどこかに実際に宝を埋め、新発売のゲームを解くとその場所が分かるという発表を行ったとのこと。 数ヶ月後の世界SF情報で宝の発見者が紹介されています。見つけた宝よりも捜索費用の方が高くついたとのこと。金の問題じゃないんですよねー。 ************************************ ちなみに、私はこのころ26才。会社の寮を飛び出して、大森できままな独身生活を楽しんでいました。人生で最もハードに働いた期間も収束に向かい、正月休みも、とれるようになり、帰郷してもまだ「早く結婚しろ」という圧力もなく、平和な時代でした。 最初のPC(NEC PC8001)を購入したのも、この頃だったかな〜 |
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