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自己紹介によると「SFとはあまりつきあいなく、SFマガジンも数冊しか持っていない」とのこと。SFを書くのではなく、何かを書こうとしたらSFだったというカンジでしょうか。新しい波ですね〜。 今月号も掲載作品的にはあまり興味がわきませんでした。その中で、軽く読めるという点で楽しめたのは、ロン・グーラートの「プラグを抜かれる」です。 機械人間になった男が、妻や(どうやら妻と通じているらしい)仕事仲間に、動力源の電気プラグを抜かれるのではないかと心配する話。シリアスタッチではなく軽いブラックジョーク的な作品です。 (以上、2001年8月頃記録 以下、2004.7.3追記) 一方、「第三の可能性」は、いかにも東欧SF的な科学小説。異星に到着した科学調査隊が、異質の文明を解明しようとする過程が描かれています。 レムの「ソラリス」「エデン」等に対抗して書かれた作品だとか。確かに作品の雰囲気はよく似ていますが、レムの方が1枚上手。 巻末の海外未紹介作家コーナーには、ジョーン・D・ヴィンジが登場!「鉛の兵隊」は、同名のアンデルセン童話を下敷きにした小説。 原作(?)の童話は、鉛の兵隊人形が踊り子人形に恋し、報われることなく炉の中に捨てられるのですが、同じくそこに捨てられた踊り子人形と溶け合ってハート型のかたまりになるという内容。 小説の主人公は酒場「鉛の兵隊」を営む中年男。大怪我のために体の大部分をプラスチックに置き換えたサイボーグです。宇宙へのあこがれを抱いているのですが、男性は宇宙での仕事には不適格だとされており、宇宙船員になれるのは女性だけ。 未来への希望もなく毎日を過ごす彼の酒場に、若く美しい宇宙船員が客として訪れるところから、お話が始まります。話の中でも「鉛の兵隊」の由来であるアンデルセン童話の粗筋が語られるように、原作童話の筋立てはそのままに、みごとにSFとして仕立て上げた作品です。 結末は(私は)ハッピー・エンドだと思います。少なくとも童話の結末よりもずっとハッピーな気持ちになれます。 (以上、2004.7.3追記) ******************* 世界SF情報によれば、ハインラインが新作「獣の数字」を、出版社相手のオークションに出品し(アメリカの大御所ってこんな売り方も出来るんですね〜)、50万$で落札されたとのこと。 50万$って、きっと出版権のお値段だけで、本がヒットしたらさらに収入があるのだと思います。(誰か、俺の書いたもの、50万円でいいから買ってくれないかな〜 冗談) ******************* SF映画講座によれば、キングコングは1933年の作品とのこと。私は戦後の作品かと思ってましたので意外でした。 |
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