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地球に漂着していた同胞の子孫達は、新たな故郷との接触に成功し、多数の同胞が移住していきます。「血は異ならず」は、この後の時代のお話です、 地球に残っている支族に会うために新たな故郷からやって来た親子が、幼子を失ったばかりの若い夫婦と出会い、心暖まる奇跡が起きます。 (以上、2001年11月頃記録 以下、2004.11.6追記) 「絹と歌」は、宇宙船不時着の後日談(?)。不時着から数百年が過ぎ、乗組員の子孫達は原住民の奴隷にされ、自分たちが地球人の子孫であることも忘れさられています。 奴隷生活から逃げ出した「野生人」達は自由を求めて、原住民に戦いを挑むのですが・・・ 結末が唐突というか、尻切れトンボという感じです。展開は結構面白いだけに、竜頭蛇尾なのが残念な作品。 (以上、2004.11.6追記) 日本人作家の方は、かんべむさし氏が「CARTOON MIX」という奇妙な作品を掲載。現代のTVに未来からのメッセージが紛れ込むという内容ですが、全ページがTV画面で構成されており、まさに実験的SFです。個人的には、こういう構成の作品って、おもしろいと感じたことがありません。やっぱ小説は普通に文章が並んでいた方が好きです。 *************************** 「中島梓のおしゃべり評論 横田順彌の不思議な世界」というのが載っています。栗本薫の名前でSFマガジンにデビューする約半年前ですね。「群像新人賞の評論家がユニークな切り口を見せる異色エッセイ」と紹介されています。このころは、中島梓=栗本薫というのは秘密の方程式だったのでしょうか? *************************** 「てれぽーと」に、「未知との遭遇を見に行き、拍子抜けして帰ってきた。SF映画だと思っていたら宗教映画だった。」という投稿あり。 同じようなことが、「異色座談会 SF、その映像と音の世界」でも書かれています。鏡明氏によれば「あの映画はSFファンには評判が悪い。あれはSFではなく、現実を発展させた映画。」だとのこと。深作氏によれば、そういう映画(現実を発展させた映画)の方が撮りやすく、例えば、火星シリーズを武部氏の挿絵(アメリカで人気とのこと)のイメージで作ろうとしたら大変だそうで、でもそういう(現実との接点が薄い)映画を撮る方が楽しい、とのことです。 *************************** 最後に、「星座の歳時記」の冒頭に、「10数年前までは、豆腐売りのいなせなあんちゃんが、天秤棒をかついで売り歩いていたし、数年前までは金魚売りのおっちゃんが来た。今では近所を回っているのは、マイクのボリュームを上げてがなりたてる、紙くず屋と焼き芋屋だけ。」という一文あり。 私の田舎では豆腐売りというのは見ませんでしたが、子供時代(約40年前)には、野菜や魚の行商人が各家庭を訪問販売する姿を日常見かけたものです。アパートも珍しく、マンションなんて言葉すらなく、家は注文建築が普通でした。各家には、表玄関の他に、炊事場の近くに、行商人を入れるための裏口が必ずついてました。富山の薬売りというのも、毎年やって来ましたが、30年ぐらい前かな〜、町からそういう商売人の姿が消え、今では、「紙くず屋」というのも昔話になってしまいました。残ったのは焼き芋屋だけかな? これから、さらに時代が進んで、ネット商売が本格的になると、「マイクのボリュームを上げてがなりたてる」商売人の姿というのも、懐かしい過去の思い出になるかもしれません。 |
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