|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
そんな中、作者的に注目したいのは手塚治虫氏。3月号でもSFレビューを担当されているし、このころはSFマガジンにしばしば登場されていたんですね〜。今月号はエッセイ風の小説「ナスカは宇宙人基地ではない」を掲載。有名なナスカの地上絵(でしたっけ?)がなぜ描かれたのかを想像したお話です。 今月号には、もう一つエッセイが載っています。星新一さんの「バンコックの旅」です。女性雑誌「アミカ」協賛で「星新一とバンコックへ、4泊5日の女性ツアー」という企画が実行され、40人近くのメンバーが集まったとのこと。バンコックまでは、当然、羽田からの旅です(当時はまだ成田闘争中)。機内で「ロッキー」を上映していたとあります。 掲載作品で面白かったのは、リーダーズ・ストーリー(投稿小説)の「今日のノート」です。一週間ごとに、毎日何時に何をすべきか、各人に会わせた完璧なマニュアル(ノート)が配られ、みんながその通りに行動するようになった未来のお話。一週間に1日だけ自由日があり、この日はノートを見ないで行動することが出来ます。そして、その日の行動が分析され、次の週のノートにフィードバックされるのです。 これを読んで、ちょっと前に流行った「未来日記(でしたっけ)」というTV番組を思い出してしまいました(注:この雑文を書いたのは、2001年12月頃です)。この投稿小説の作者は「そんな時代がいつか来るかもしれない」という一種の恐れを抱きながら書かれたと思うのですが、TV番組のとらえ方はむしろ肯定的だったと思います。 そういうものが流行る背景には「何も考えずにマニュアル通りに生きたい」。「誰かにどう生活すればいいか教えてほしい」と望む心があるような気がします。そのうち本当に「日常生活塾」なんてのができて、仕事の帰りに、明日何をすればいいかなんて講義を受けるようになるかもしれない。平和っていいですね〜。 ************************* 「堀晃のマッド・サイエンス入門」ではブラックホールについて解説しています。昨今は、この言葉も極く普通の用語になりましたが、このころは流行り初めの時代だったようで、「この数年『ブラックホール』という言葉の流行には目を黒々させるものがある」という書き出しではじまっています。 「サイエンス・トピック」の方は、「風と波で電力を」ということで、風力発電の研究会があいついで発足したことを報じています。風力発電流行のキッカケは、昨今流行の「環境に優しい」とかではなく、我が国が資源不足を補うためには、風力、波しかないというところにあったようです。 「てれぽーと」には、毎月SFマガジンの表紙を描かれている、加藤直之さんからのお便りが掲載されています。内容は、スタジオぬえにもSF関係の依頼が急に増えた等、特にどうといったものではないのですが、それにしてもプロからのお便りを載せるというのが面白い(まさかヤラセじゃないよね)。何でもありの掲載方針だったのでしょうか。 |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||