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短篇「百番目の鳩」はジェイン・ヨーレンらしい寓話。 (以上、2002年1月頃記録 以下、2004.12.18追記) 小鳥のように優美な姫君との結婚が決まった王様が、忠義ものの猟師に、結婚式の祝いの品として100羽の鳩を用意するように命ずるお話です。 これだけ書けば、鋭い人には話のあらすじが分かるかも・・・ (以上、2004.12.18追記) 「ピクニック・オン・ニアサイド」は八世界シリーズの一遍です。題名のニアサイドとは、月世界の地球に面している側、つまり、宇宙人に占拠された、人類の故郷に近い側という意味です。 月から地球を見ると悲しい思いがこみ上げるから、誰も行こうとしないニアサイド、そこに2人の若者(といっても両方とも12才のカップル)があえてピクニックに出かけ、かつて地球に住んでいたこともある老人と出会います。 老人は性転換、複数男女による大家族といった新しい習慣を嫌い、体内器官の移植による若返りさえも拒否し、過去の思い出に浸って暮らしていました。 作品は、新世代の2人が、この世捨て人と出会い、看病し、看取ることによって1歩大人に成長する過程を描いています。 3つ目は「密猟者」。後に「ストーカー」という題名で短編集に収められています。かつて宇宙人が地上に残していった「ゾーン」を探検するお話です。作品自体も面白いのですが、「ストーカー」ということばを初めて知ったのがこの作品でして(ちまたで話題のストーカーではなく、宇宙人の残していったお宝をあさる密猟者のことです)それが懐かしい。 ************************ 「矢野徹インタビュウ この人との一時間」は、との当時活躍されていたSF作家との対談記録ですが、今月は、筒井康隆さんでした。冒頭の簡単な経歴紹介に「昭和9年出生、昭和32年同志社大学文学部卒業」と書かれており、ここまでは普通ですが、その間の経歴(?)として「昭和21年、IQ187」とあるのに笑ってしまいます。いかにも筒井さんらしくていいです〜(田島寧子調)。 対談を読み返してみると、料理をするのが好きで、特にフランス料理が好みとのこと。氏曰く「女性は材料がないと代用品ですませようとする、例えば、バターが切れてると『マーガリンでいいわよね?』と言い始める、男の料理はそれではダメだ」とのこと。味の方も評判が良いそうです。ただし、奥様から「1人で買い物に行かないで欲しい、世間体が悪いから(あそこの家は奥さんが買い物をサボって旦那にやらせてる、とか言われる)」と、きつく言われているとのことです。時代ですな〜 最後に、サイエンス・トピックのタイトルは「本格化する核融合研究」。そういえば一時期、もうすぐ実用化なんて騒がれていましたが、あれは一体どうなったのでしょう? |
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