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悪役は「ロッキー」で一躍有名になったばかりのシルベスター・スタローン。 そういえば、このころは、核戦争後の荒廃した世界を舞台にした作品が他にもありました。題名は忘れましたが、メル・ギブソンが主人公で、打ちひしがれた人々を悪漢から守るかっこいいヒーロー映画。 マンガで「北斗の拳」なんてのが流行ったのも、確かこの頃でしたよね。共通するのは、心優しく強いヒーローが民衆を救ってくれるという粗筋。彼らには仲間はいても、自分に匹敵する実力を持つ味方はいないので、孤独というか孤高の影がつきまといます。 そういう孤独なヒーローって、いつのまにかどのジャンルの作品からも姿を消し、今ではゴレンジャー等、同等な力を持ったヒーローが複数人いて、助け合うというのが主流になったような気がします。一人で生きていけるほど強いヒーローは存在できなくなったのでしょうか? また、もう一つ近年のお約束は、ヒーローと共に同じくらい強いヒロインが登場するということでしょうか。かつてヒーローに守られる可憐なお姫様役だった女性は、今ではヒーローと共に(あるいは一人で)闘う役割に変わったような気がします。女性が強くなったのでしょうか?それとも男性が弱くなったのでしょうか? なんてことを考えていたら、掲載作品にも似たようなお話がありました。鈴木いづみさんの「女と女の世の中」です。20世紀後半から男の数が減ってきて(公害のせいとも言われている)、今では特別居住区以外では男の姿を見ることもできないという時代、ティーン・エイジャー(もちろん女性)の初恋の話です。 この小説で「男の数が減ってきた」というのは、作品の背景を作るため、特に根拠もなく設定されたのだと思うのですが(そうでなかったらごめんなさい)、現実に男の数は減少してようです。例えば、男性の比率が1〜2割ぐらいになってしまって、子供を作るには人工授精が本流、精子は精子銀行から調達、なんて時代になると、生物としてのエネルギー効率を見ると、女性の方が良さそうだし、本当に女性だけの世の中がくるかもしれない。なんて気もします。 ***************************************** コミックは、なつかしい藤子不二雄のSFコミック。この少し前に流行った、石をペットにするという現象をネタにした作品ですが、こういう趣味が流行るのと、女性化とは、う〜ん、関係ないかな。 |
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